家族3人MBAへの挑戦〜妻の日記

2歳男児の母です。夫のMBA取得にむけて家族で奮闘中!お金の悩み、語学の悩み、育児の悩み...思うがままに記録に残したいと思います。

GMAT 680点の取り方②

おはようございます!
今日もダンナのタカです。
昨日のブログ〜GMAT 680点の取り方〜の続きです。






昨日はGMATの目標の決め方、理想的な勉強方法のステップ1までお話をしました。
今日はステップ2をお話しします。

ステップ②.GMATの仕組みを知り、GMATのための基礎固めをする(1〜3ヶ月程度)

基礎英語力が付いたら、次はGMATの基礎固めですね。

GMATの基礎固め例えるなら、
公認会計士の資格獲得」で簿記の計算をするために簿記のルールを最初に覚えてね、
というイメージです。

GMATには、Quantitative(以下Q)とVerbal(以下V)、AWAとIRの4つのセクションがあります。
QとVは51点満点で、AWAは6点満点、IRは8点満点です。

尚、問題数はQ31問(62分)/V36問(65分)/AWA1問(30分)/IR12問(30分)です。
よく、1問2分と言われますが、2分の時間感覚を体に染み込ませることが後々重要になります。

基礎固めは以下の3ステップです。
2-1. Qを仕上げる。
2-2. Vの基礎を単元別学習で固める
2-3. オススメの学習方法
2-4.その他(AWAとIR)


2-1. Qを仕上げる。
私は、GMATで650点〜680点を取る上で最も重要なのはQだと思います。
例えば、Qは31問中22~23問以上正解すればQで50点が取れ、Vは33点(正答率7割くらい)で680点は取れます。

一方で、Qが40点止まりだと、Vで43点(たぶん正答率85%程度)という超人的な点数を取らないと680点が取れないからです。
おそらく普通の日本人が680点を取るには、V49~50、Q33~34を目指すことになるはずです。
(このQとVのバランスも一般論ですが、当てはまる方の多い一般論かと思います)

ただ、Qは受験数学を勉強した方はGMAT特有の問題形式(Data Sufficiency)や
ひっかけ問題、英語の専門用語に慣れれば8−9割の正答率になるはずです。
ただ、油断は禁物ですので、十分な対策が必要です。


2-2. Vの基礎を単元別学習で固める
さて、最も大事なのがQなら、最も大変なのはVです。
えっこがブログで詳しく説明していましたが、VはSC/CR/RCの3セクションからできています。

 SC:文型や並列、時制などのStandard Written Englishのルールに基づいて、最も適切な英語表現を選びます。Written Englishなので、「文法や語法の正しさ」「意味の正しさ」の両方が必要です。Wの力がここで活きます。比較的得意な方が多いです。(問題数:約14問、目標時間:1分〜1分半/問)

 CR:StrengthenやWeakenなどの本文を肯定否定する選択肢を選ぶものや、Inferenceなどの半分から類推できる選択肢を選ぶもの、BoldfaceやParalell, ID問題のように本文の構造を特定する選択肢を選ぶものがあります。ただの論理的思考問題なので、英語が読めれば比較的安定して高得点が取れます。時間との勝負です。(問題数:約9問、目時間:2分〜2分半/問)

 RC:300〜500文字程度の文章を読んで、3〜4問の問題を解きます。速読力と読解力、論理的思考力が問われます。本文の内容や単語はやや専門的で難解ですが、展開している論理は非常にシンプルなものが多く、問題の難度も比較的優しいです。本文が素早く的確に読めれば高得点が取れますが、本文が読めないと連続不正解にもなり得る非常に差がつくセクションです。(問題数:13問、目標時間:1分45秒〜2分15秒/問)


まずは各セクションの単元別問題とルールを一通り学んでください。
予備校やOfficila Guide(以下OG)、その他問題集を活用するのが良いでしょう。

私はVの単元別学習は濱口塾https://www.hamaguchijuku.com/をおすすめします。



昨年10月〜今年1月はIELTSと並行して単元別を毎日ゴリゴリやっていました。
CR→RC→SCの順にやる方が読解力と英語力が鍛えられて良いそうですが、
私はSCを中心に満遍なくやっていました。

この時点では知識の定着と英語力向上、読解力向上を重視し、
正答率にあまりこだわる必要はありません。

ちなみに私は1月時点で正答率は3−4割で、1問3−4分程度だった記憶があります。
GMAT試験本番では全く使い物にならないレベルですが、
一応GMAT特有のルールを理解し、微妙な基礎英語力だと普通にこんな感じです。

2-3.オススメの学習方法
間違えた問題は是非EXCELに残すようにしてください。
先輩方もやられていましたが、こうすると自分の単元別の理解度チェックができて、とても良いです。
解法を自分で納得するまでアップデートし続け、
他の問題で同じ解法が応用できないか何度もチャレンジしてみるのが良かったように思います。

私のシートには過去に誤答した約300問の設問一つ一つに正誤の理由と間違えた理由を書いています。

他にも、SC/CR/RCの戦略オリジナルノートを作成して、
どのような普遍的な解法が最も通用するかを書きとめていました。
暗記すべきイディオムや単語よりも、
私は解き方や普遍的なルール・戦略を極力言語化するように心掛けました。

GMAT Verbalのルール・戦略については、Affinity https://www.affinity-english.com/gmat/index.htmlのRCとSCが特に秀逸です。


2-4.その他(AWAとIR)
ちなみに、AWAはGMAT Clubで紹介されているテンプレート https://www.club-mba.com/template-awa/を使えば、5.0程度で安定するはずです。

IRは各学校がどの程度重視しているか不明瞭かつ、CRとQができれば、
対策無しで5〜8点が取れるはずの科目です。正直ここが3〜4点でも他が良かったら目を瞑れます。


さて、「GMAT 680点の取り方」も5合目に来ました。

続きの、問題パターンを知る、と、自分を知る、は次回にしたいと思います。




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